
鮒寿司とは、なれ寿司の一種です。
なれ寿司は、主に淡水魚を塩とご飯で発酵させほど良い味に馴れあわすことからなれ寿司と呼ばれ、寿司の原型とも言われています。
これらなれ寿司は、冷凍保存ができない地域で魚肉を保存するための知恵として生まれたと考えられています。そして自然発酵によりできるタンパク質の乳酸が魚肉の腐敗を防ぎこの乳酸独特の旨みが珍味として、昔から重宝されてきました。なれ寿司は千年前以上に中国・東南アジア方面から稲作と共に伝わったとされ特に生寿司に関しては、奈良時代の頃から生活に取り込まれるようになったと言われています。
鮒寿司がわが国の文献に登場するのは、奈良初期の「養老令」を始め平安中期の「延喜式」にも記されていて当時から鮒寿司が宮中に貢納されていたことが知られています。
現在では滋賀県の特産品として親しまれ、根強い人気があります。 |